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年間販促カレンダー2023年

(POP作品例付き)

1月 2月 3月 4月 5月 6月
7月 8月 9月 10月 11月 12月

※催事カレンダーの表中、黄色のらんは作例POPがある行事・記念日です。

1月のカレンダー

作品例はこちら

日 行事・記念日
 1  元旦、年賀、初詣、少年法施行の日
2 初荷、初夢、書初め
3 ビーズリーの日、ひとみの日
4 官庁御用始め、石の日
5

初水天宮、いちごの日、囲碁の日

6 小寒、東京消防出初式、色の日、ショートケーキの日
7 七草、人日、鬼すべ、消救車の日
8 初薬師、平成スタートの日、イヤホンの日
9 成人の日、宵えびす、とんちの日、パソコン救急の日、パソコン検定の日(毎月)
10 110番の日、十日えびす、初金比羅、インテリア検定の日
11 鏡開き、蔵開き、塩の日
12 スキー記念日、育児の日(毎月)
13 お父さんの日(毎月)、咸臨丸出航記念日
14 十四日年越し、愛と希望と勇気の日、タロとジロの日
15 小正月、小豆がゆ、手洗いの日
16 やぶ入り、えんま詣り、囲炉裏の日、禁酒の日
17 防災とボランティアの日、おむすびの日
18 初観音、頭髪の日(毎月)、118番の日
19 家庭用消火器点検の日、のど自慢の日、カラオケの日、トークの日(毎月)
20 大寒、二十日正月、二十日えびす、甘酒の日、玉の輿の日
21 初大師、ライバルの日
22 黙阿弥忌、飛行船の日、ジャズの日、夫婦の日(毎月)、カレーの日
23 電子メールの日、ワンツースリーの日、ふみの日(毎月)
24 初地蔵、郵便制度施行記念日、法律扶助の日、ゴールドラッシュの日
25 初天神(合格祈願)、ホットケーキの日、主婦休みの日、お詫びの日
26 文化財保護デー、コラーゲンの日、携帯アプリの日
27 国旗制定記念日、求婚の日
28 初不動、衣類乾燥機の日、逸話の日、コピーライターの日
29 タウン情報の日、人口調査記念日、肉の日(毎月)
30 女性医師の日、みその日(毎月)
31 愛妻感謝の日、生命保険の日、そばの日(毎月)

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・新春セールや初売りは、百貨店では2日から、スーパーマーケットでは元旦から開始する例が多い。商店街はさまざまで、4日頃からが一般的。福袋は今も人気が高い。中身が見えるものもある。自分へのお年玉として買う人も見られる。

 

・小寒(寒の入り)から大寒を経て、立春までが寒の内。一年中で最も寒い季節。防寒用品はすでに販売されているが、ここでは人気の高い品に絞って、今一度アンコールセールで訴求。

 

・7日の「人日」には、邪気を払うために七草の入った粥を食べ、一年の無事息災を祈ったとされ、それが七草の節句。七草粥を食べる風習は今も受け継がれている。七草ばかりでなく、真冬をビタミン補給で乗り切る野菜市の好チャンス。

 

・成人の日は、国民の祝日の一つ。元服の儀が小正月に行われたためとされる。かつては15日であったが、ハッピーマンデー法に基づき、今は1月の第2月曜日に。大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ますことが趣旨。家庭でも飲食店でもお祝いパーティーを提案したい。

 

・おむすびの日は、「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が制定。1995年のこの日、阪神・淡路大震災が発生。被災者が食べ物もなく、不安のどん底にあった時、ボランティアの人たちによって、おむすびの炊き出しが行われた。この善意と、米の重要性を再認識してもらおうという運動から生まれた記念日。商店街では「わが家のおむすびコンテスト」、米店では「諸国のおむすび試食会」などのイベント例あり。

 

・合格祈願といえば、学問の神様の天神様。太宰府天満宮、北野天満宮、湯島天神の3大天神始め、全国各地に天神が祀られている。すでに入試が始まっている大学、高校もあるが、初天神には数多くの受験生が祈願に参拝する。1月~2月は受験生の追込みの時期。薬店、食品店などでは、応援コーナーを設置。

 

・愛妻の日は、日頃の愛と感謝を伝えようと、日本愛妻協会という団体が制定。1(アイ)31(サイ)の語呂合わせ。どの業種にあっても、ギフト訴求に活用できる。


1月のPOP



2月のカレンダー

作品例はこちら

日 行事・記念日
1

旧正月、テレビ放送記念日、においの日、餃子の日

2 麩の日、頭痛の日、情報セキュリティの日、くちびるの日
3 節分、豆まき、恵方巻きの日、絵手紙の日、乳酸菌の日
4 立春、レディース・ユニフォームの日、ビートルズの日
5 ふたごの日、プロ野球の日、笑顔の日、札幌雪祭り
6 海苔の日、ブログの日、抹茶の日
7 北方領土の日、オリンピックメモリアルデー
8 始め、針供養、〒マークの日、スパの日、にわとりの日
9 ふく(河豚)の日、服の日、福の日、漫画の日
10 初午、ニットの日、ふとんの日、簿記の日、豚丼の日
11 建国記念日、万歳三唱の日
12 ブラジャーの日、レトルトカレーの日
13 苗字制定記念日、NISAの日、気配りの日
14 聖バレンタインデー、チョコレートの日、ふんどしの日
15 ねはん会、春一番名付けの日
16 全国狩猟禁止、寒天の日、天気図記念日、西行忌
17 アレルギー週間、天使のささやきの日、電子書籍の日
18 嫌煙運動の日、エアメールの日、方言の日
19 雨水、POP広告クリエイター技能審査試験、万国郵便連合加盟記念日、天地の日
20 尿もれ克服の日、水戸梅まつり、旅券の日、夫婦円満の日、歌舞伎の日
21   国際母語の日、漱石の日、食糧管理法公布記念日
22 猫の日、ヘッドホンの日、おでんの日、国際友愛の日
23 天皇誕生日、税理士記念日、富士山の日、風呂敷の日、新婦の日
24 月光仮面登場の日、クロスカントリーの日
25 茂吉忌、京都天満宮梅花祭、親に感謝の気持ちを伝える日
26 脱出の日、二二六事件の日、二日灸
27 絆の日、冬の恋人の日、女性雑誌の日
28 ビスケットの日、エッセイ記念日、包む(ラッピング)の日

29

 

行事・記念日のワンポイントメモ


・節分は、立春の前日のこと。季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、それを払うために豆まきが行われる。豆は香ばしく、栄養価が高いため、豆の惣菜から豆菓子まで、このチャンスに訴求できる。豆まき、鬼にボール当てなど店頭イベントも楽しい催事。


・海からの贈り物である海苔に感謝して、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年に記念日を制定。古代に海苔が租税の一つとして使われた「大宝律令」施行の日にちなんでいる。最近の「おにぎらず」などの話題に乗って、海苔の販売成果を高めたい。


・服の日は2・9(ふく)の語呂合わせ。服を着る楽しみを広げる狙いで全国服飾学校協会などが1991年に制定。「ファッションは幸せのコミュニケーション」がキャッチフレーズ。冬物が終わって春物の紹介期のDMなどに、この記念日を上手に活かしたいものである。


・豚丼の日は、2・10の語呂合わせ。「北海道のタレ屋」として知られる株式会社ソラチが制定。十勝名物の豚丼を全国的に有名にする原動力としたとされる記念日である。一般食堂でも、独自の味付けで自店の看板商品としたいものだ。


・聖バレンタインデーは、メリーチョコレートが端境期2月の販促キャンペーンとして展開したのが始まりとされ、そのため、女性から男性に愛の告白をし、チョコレートを贈る日という、日本独自の行事が定着した。今やチョコに限らず、おしゃれなふんどし(2・14)を贈るなど、ギフトの応用範囲は広がっている。


・長い歴史を誇る風呂敷は、繰り返し使え、環境保全に役立つエコマーク商品。デザインも多彩。その価値を広くPRしようと「京都ふろしき会」が制定し、「日本風呂敷連合会」が登録をした日を記念日に。風呂敷の名称は、文字通り、風呂に入る時に床に広げて脱いだ衣服を載せたのが起源で、それが運搬用に使われるようになったというから、面白い。外人客に魅力的な日本の逸品。


・春の到来を告げる梅の花。まだ肌寒い季節に凛(りん)と咲く風情は格別のもの。桜と違って開花期間が長いが、花見の宴会は少ない。梅の郷の菓子や産物を取り寄せて、店内で梅を活かしたフェアを開く例は多い。


2月のPOP


3月のカレンダー

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日 行事・記念日
1 全国緑化運動、マヨネーズの日、未来郵便の日
2 ミニの日、出会いの日
3 ひな祭り、耳の日、平和の日、サルサの日
4   ミシンの日、サッシの日、雑誌の日、バウムクーヘンの日
5 サンゴの日
6 啓蟄、世界一周記念日、スリムの日、エステティックサロンの
7 消防記念日、警察の日、メンチカツの日
8 国際女性デー、ミツバチの日、みやげの日、散髪の日
9

雑穀の日、3・9Day

(ありがとうを届ける日)

10 農山漁村婦人の日、東京都平和の日、砂糖の日、サボテンの日
11 いのちの日(東見本大震災の日)、パンダ発見記念日
12 奈良東大寺二月堂お水取り、スイーツの日、咲顔(えがお)の日
13 漁業法記念日、新撰組の日、気配りの日
14 ホワイトデー、キャンデーの日、美白の日、マシュマロデー
15 靴の記念日、万国博デー、眉の日、オリーブの日
16 国立公園指定記念日、財務の日、ミドルの日
17 セント・パトリックデー、漫画週刊誌の日
18 彼岸入り、精霊の日、点字ブロックの日
19 ミュージックの日
20 上野動物公園開園記念日、動物愛護デー、電卓の日、サブレの日
21 春分の日、彼岸中日、太陽の日、ランドセルの日
22 NHK放送記念日、世界水の日、卒業式(この頃)
23 世界気象デー
24 彼岸明け、世界結核デー、マネキン記念日
25 電気記念日、ドラマチックデー
26 楽聖忌、プルーンの日
27 さくらの日、京都表千家利休忌、復活祭
28 京都裏千家利休忌、グリーンツーリズムの日
29 作業服の日、マリモ記念日、
30 奈良薬師寺花会式、妻がうるおう日
31 オーケストラの日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・ひな祭りは「桃の節句」に行われる行事で、紙で作った人形を川や海に流して汚れを祓う「流し雛」が起こりとされ、雛人形を飾るようになったのは江戸時代初期からとされている。女の子の健やかな成長を祝う行事。菓子店、酒店、人形店の一大販売期。

 

・スリムの日は、日本の女性用下着のトップメーカーWが、薄着になっていくシーズンを迎え、ボディシルエットを整えるアウター・インナーに注目してもらい、体型の調整による健康増進を意識してもらうことを狙いに制定。日付は3・6(スリム)の語呂合わせ。婦人服店の店頭でも上手に活用したい。

 

・ありがとうを届ける日は、3・9(サンキュー)の語呂合わせ。NPO法人HAPPY&THANKSが社会教育の推進や子供の健全育成などの活動の一環として制定。「ありがとう」という言葉に託して感謝を伝え合う日としている。自店の宣伝広告に活かせる行事である。

 

・今では日本の年中行事として定着したホワイトデー。バレンタインデーのお返しの日。制定したのは福岡市の菓子店「石村萬盛堂」と言われる。1977年に発案した当時は「君からもらったチョコレートを僕の心(白いマシュマロ)で優しく包んでお返しする」だったとか。今や、白いマグカップ、クリーニング券まで、ギフトはさまざま。対象も奥さんから娘さんまで。

 

・ミュージック(3・19)の語呂合わせ。音楽関係の労働者の団体・日本音楽家ユニオンが1991年に制定。狙いは、クラブなどで働く演奏家たちの存在をPRするためだったと言われる。音楽関連の店や教室で活用できる。

 

・電気記念日は、明治11年(1878年)、東京虎ノ門における電信中央局開業パーティで、50個のアーク灯が点灯されたことにちなむ。日本初の電灯の点灯を記念して、日本電気協会が1955年に制定。今や、家電店の販促催事として活用されている。

 

・お彼岸は春分・秋分を中心に、前後に彼岸の入りと彼岸明けがあり、この期間に行う仏事が彼岸会(ひがんえ)。祖先を供養する行事となっている。彼岸に供え物とされる「ぼたもち」と「おはぎ」は同じもので、この季節に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来している。菓子店ばかりでなく、酒店なども推奨品を訴えたいものである。

 

・作業服の日は、3・29(作業服)の語呂合わせ。埼玉県川口市の作業服販売会社「まいど屋」が制定。日本の産業の屋台骨を支える作業服姿の人に感謝し、さらに新年度から新しい作業服で頑張ってもらおうとの願いで制定。ただ、最近は、作業服店には専門職ばかりでなく、庭仕事などを楽しむシニア客が増えている。地域の一般客を誘引する魅力的な店づくりを図りたいものである。


3月のPOP



4月のカレンダー

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日 行事・記念日
 1  新年度、新学年、エープリルフール、トレーニングの日
2 国際子供の本の日、CO2削減の日、週刊誌の日
3 愛林の日、水の日、趣味の日
4 あんぱんの日、歯周病予防デー
5 清明、デビューの日、横町の日
6 春の全国交通安全運動(~15日)、城の日、白の日、新聞をヨム日
7 世界保健デー、労務管理の日
8 灌仏会、花まつり、出発の日、参考書の日、タイヤの日
9 食と野菜ソムリエの日、左官の日、反核燃の日
10 女性の日、駅弁の日、建具の日、京都平野桜祭
11 メートル法公布記念日、ガッツポーズの日
12 世界宇宙飛行の日、パンの記念日
13 水産デー、虚空蔵十三詣り、喫茶店の日
14 オレンジデー、フレンドリーデー、柔道整復の日
15 ヘリコプターの日、遺言の日、京和装小物の日、女子マラソンの日
16 国民年金法公布記念日、エスプレッソの日
17 ハローワークの日、少年保護記念日、恐竜の日、復活祭
18 発明の日、科学技術週間、よい歯の日、よいお肌の日、お香の日
19 最初の一歩の日(地図の日)、飼育の日
20 穀雨、郵便週間、郵政記念日、珈琲牛乳の日
21 民放の日(放送広告の日)、川根茶の日
22 アースデー(地球の日)、良い夫婦の日、道の駅の日
23 サン・ジョルディの日、地ビールの日、シジミの日、子ども読書の日
24 植物学の日、日本ダービー記念日
25 国連記念日、ファーストペイデー(初任給の日)
26 世界知的所有権の日、良い風呂の日、七人の侍の日
27 哲学の日・悪妻の日、婦人警官の日
28 庭の日、アクアフィットネスの日、洗車の日、シニアの日
29 昭和の日、畳の日、国際ダンスデー、緑茶週間、羊肉の日
30 図書館記念日、しみゼロの日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・トレーニングの日(1日)は、スポーツ用品メーカーのミズノが、1994年に制定。新年度がスタートする4月1日は、ジョギングなどのトレーニングを始めるのにふさわしい日である、という理由から。トレーニングという言葉の語源は、トレーン(列車)からきているとか。つまり、1回限りでなく、長く続けることが大切。耳の痛い人がいるかも。スポーツグッズやウエアの販促に活用できる。

 

・デビューの日(5日)とは、プロ野球界の超大型新人の長嶋茂雄(巨人)が1958年(昭和33年)に登場した日。4打席連続空振りの三振を喫した。しかし、その思いっきりのよさに、投手の金田は「末恐ろしいヤツ」と語ったとか。4月は新人デビューの季節。新社員対象のセールのタイトルに活かせる。

 

・出発の日(8日)は「しゅっぱつ」と読む語呂合わせ。新生活のスタートする時期であり、忙しく乱れがちな生活も、リズムを整えるためにしっかりと朝食を摂ることを提案して、味の素株式会社が制定。朝食は1日のエネルギー、新年度を健康に出発しようと呼びかけ、食品売場やレストランの「朝食フェア」で活用。

 

・女性週間は、1949年に労働省(現在の厚生労働省)が、女性の社会的進出、労働条件向上を図って、4月10日に「婦人の日」を制定、1998年に「女性の日」と改称。16日までを女性週間としている。1946年、第22回衆議院総選挙に、初めて婦人参政権が行使され、39人の女性代議士が誕生した。その選挙日が4月10日。女性客を歓迎するフェア・イベントが企画できる。

 

・食と野菜ソムリエの日(9日)は、野菜と果物のある豊かな食生活を提案する日として、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会(現:一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会)が制定。野菜や果物の魅力を伝える野菜ソムリエ(協会認定・現在約12万人)を通じて、家族が食を考え楽しむ社会の実現をアピール。店頭での野菜料理のメヌー提案や実演は、集客効果を高めるだろう。

 

・ガッツポーズの日(11日)は。1974年(昭和49年)、ボクシングの世界ライト級タイトルマッチで、挑戦者のガッツ石松が逆転KO勝ち。この時の喜びのポーズが「ガッツポーズ」と呼ばれて広まった。相撲でも横綱が土俵上でポーズをして問題になった。チラシなどに、販売員のガッツポーズを活かすと楽しい。

 

・十三詣りは、4月13日(旧暦3月13日)に、数え年13歳になった少年少女が、福徳と英知を授かるために虚空蔵菩薩に参る日。知恵詣りともいう。もともとは関西の慣わしであったが、最近は関東にも広がり東京・浅草寺にも参詣する家族が多い。呉服店で盛んであるが、他業種でもお祝いパーティー提案に活用できる。

 

・最初の一歩の日(19日)は、1800年(寛政12年)、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したことに由来。その後16年間にわたって全国の測量に歩き、日本最初の実測地図「大日本沿海輿地図」を表した。最初の一歩は、どんな事業にあっても重要といえる。4月のスタートにふさわしい言葉であり、文具や書籍、その他の販促に応用できる。

 

・サン・ジョルディの日(23日)は、スペインのカタルーニア地方の風習で、この日に男性が女性に赤いバラの花を贈り、女性が男性に本を贈り、市も立つ。「ドンキホーテ」のセルバンテス、シェクスピアの命日でもある。日本書店商業組合連合会が1986年に制定。書店・園芸店ではフェアが見られるが、他業種でもギフト・キャンペーンとして盛り上げたい。


4月のPOP



5月のカレンダー

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日 行事・記念日
 1  メーデー、鯉の日、コインの日、恋が始まる日、語彙の日、あずきの日、スズランの日
2 八十八夜、緑茶の日、郵便貯金の日、交通広告の日、婚活の日
3 憲法記念日、世界報道自由デー、ゴミ片付けの日
4 みどりの日、エメラルドの日、ラムネの日、名刺の日、植物園の日
5 こどもの日、端午の節句、おもちゃの日、薬の日、わかめの日、熱中症対策の日
6 立夏、コロッケの日、コロコロの日、ふりかけの日
7 博士の日、ココナッツの日
8 世界赤十字デー、童画の日、袋物の日、ホームソーイングの日、タオルの日、松の日
9 アイスクリームの日、黒板の日、パソコン検定の日、告白の日、呼吸の日、極上の日、メイクの日
10 愛鳥週間(~16日)、コットンの日、タオルの日、ファイトの日、ダンテの日
11 長良川鵜飼開きの日、ダンテの日
12 国際看護の日、ナイチンゲールデー、海上保安の日、民生委員の日、アセローラの日
13 愛犬の日、メイストームの日
14 母の日、種痘記念日、温度計の日
15 沖縄返還の日、青春七五三、Jリーグの日、ヨーグルトの日、水分補給の日、Jリーグの日
16 旅の日、抗疲労の日
17 世界電気通信記念日、高血圧の日、生命・きずなの日、お茶漬の日
18 国際善意デー、ことばの日
19 ボクシング記念日、チャンピオンの日
20 世界計量記念日、ローマ字の日、電気自動車の日、森林(もり)の日
21 小満、小学校開校記念日、リンドバーク翼の日、探偵の日
22 ガールスカウトの日、サイクリングの日、ほじょ犬の日
23 ラブレターの日、KISSデー
24 ゴルフ場記念日、菌活の日、伊達巻の日
25 広辞苑記念日、主婦休みの日、愛車の日
26 東名高速道路全開通記念日、風呂カビ予防の日、源泉掛け流し温泉の日
27 日本海海戦の日、百人一首の日、小松菜の日
28 ゴルフ記念日、伊達巻の日
29 呉服の日、幸福の日、こんにゃくの日
30 ごみゼロの日、掃除機の日、消費者の日、オーガナイズの日
31 世界禁煙デー、古材の日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

 ・緑茶の日(2日)は、立春から数えて八十八日目の「八十八夜」。この日に摘んだお茶は極上とされ、また古くから仙薬と称されるほど栄養価が高く、その新茶を飲むと長命になると伝えられている。日本茶業中央会が制定。茶店の繁忙期だが、この季節にはどの業種でも、来店客には新茶でもてなしたい。

 

・子供の日(5日)は、国民の祝日。1948年に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨に制定。古来は「端午の節句(五月節句)」として、男児の成育を祝う行事であったため、現在もその風習にちなんだ催しが多い。菖蒲は厄払いとともに「尚武」で武道に通じ、鯉のぼりは立身出世の象徴。子供服、おもちゃなど子供向け商品の販売と、ホームパーティの提案に。

 

・薬の日(5日)は、611年(推古天皇19年)のこの日、推古天皇が大和の兎田野(うだの)という地で、薬草を採取する薬狩りを催し、これから毎年この日を「薬日(くすりび)と定めたという故事にちなみ、全国医薬品小売業商業組合が1987年(昭和62年)に制定。この季節は5月病の時期であり、薬店では、個々に適した薬品の相談や、体質改善の対策フェアに活用したい。薬の日は夏の季語にも。

 

・母の日は、アメリカ・日本では5月の第2日曜日。起源は「母の仕事の日」として、南北戦争中に敵味方を問わず、負傷兵の衛生状況改善に地域の女性を集結させたアン・ジャービスの活動が始まり。戦争後は、女性参政権運動家J・W・ハウが「母の日宣言」を発し、夫や子供を戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がっている。ジャービスの死後、娘のアンナ・ジャービスが亡き母を偲んで、記念会で追悼の白いカーネーションを贈ったのが、アメリカで定着。1941年に「母の日」はアメリカの記念日となった。日本にも早くから伝えられた「母の日」の行事が商業化し、白いカーネーションがいつのまにか、赤いカーネーション主流となっている。5月の最大の催事であり、パーソナルギフトでは高い位置にランクされている。

 

・旅の日(16日)は、旅を愛する作家達による日本旅のペンクラブが1988年に制定。江戸の俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発したのが、1686年(元禄2年)の3月27日。新暦に置き換えると、1988年の場合は5月18日。奥の細道は全工程約600里(2400km.)、日数約150日間に東北・北陸を巡って、江戸に帰る大旅行。書店では旅のガイドブックフェア、旅行用品店では旅行鞄やグッズの販促に活用できる。

 

・主婦休みの日(25日)は、年中無休で家事や子育てに頑張る主婦が、ほっと一息ついて自分磨きやリフレッシュを図る休日として、サンケイリビング新聞社が中心となって制定。1月、9月の同日にも。食品、ファッション、スポーツ、本など、どの業種でも推奨品のセールが企画できる。

 

・ゴルフ記念日(28日)は、1927年(昭和2年)の今日、第1回オープン・ゴルフ選手権が横浜・保土ヶ谷ゴルフ場で開かれ、今のゴルフブームの出発点ということから、スポーツ用品・ミズノの制定。この日はゴルフ用品のフェアが盛ん。ただし、2019年のゴルフ人口(コース)は580万人で、前年に比べ約100万人の減少。急速な減少傾向にある(レジャー白書2020)。

 

・呉服の日(29日)は、529(ごふく)の語呂合わせ。全国呉服小売組合総連合会が呉服のPRを狙って制定。呉服店ではフェアを開催し、袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、絽や紗の夏着物のセールを展開。若年層に着物の魅力を知らせる好チャンス。


5月のPOP



6月のカレンダー

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日 行事・記念日
 1  電波の日、気象記念日、写真の日、真珠の日、麦茶の日、氷の日、衣替え、景観の日
2 横浜開港記念日、横浜カレーの日、イタリアワインの日、オムレツの日、路地の日、おむつの日
3 測量の日、ムーミンの日
4 虫歯予防デー、歯の衛生週間、虫の日、蒸し料理の日
5 環境の日、世界環境デー、落語の日、ロゴマークの日、ろうごの日、プロポーズの日
6 芒種、補聴器の日、楽器の日、邦楽の日、梅の日、飲み水の日、いけばなの日、ほんわかの日(家族団らんの日)
7 母親大会記念日、緑内障を考える日
8 ロハスの日、世界海洋デー、ヴァイキングの日
9 ロック(楽曲)の日、ロック(鍵)の日
10 時の記念日、ミルクキャラメルの日、梅酒の日、無添加の日、歩行者天国の日、商工会の日
11 入梅、傘の日、雨漏り点検の日、国立銀行設立記念日
12 恋人の日、バザーの日
13 鉄人の日、小さな親切運動スタートの日、はやぶさの日
14 開発支援ツールの日、世界献血デー
15 暑中見舞いの日、信用金庫の日
16 ケーブルテレビの日、和菓子の日、麦とろの日、無重力の日
17  おまわりさんの日
18 父の日、海外移住の日、おにぎりの日、考古学出発の日
19 カバンの日、ベルトの日、さくらんぼの日、桜桃忌、ベースボール記念日、朗読の日
20 世界難民の日、ローマ字の日、健康住宅の日、電気自動車の日
21 夏至、冷蔵庫の日、キャンドルナイトの日
22 ボーリングの日、かにの日
23 沖縄慰霊の日、オリンピックデー
24 UFOデー(空飛ぶ円盤記念日)、ドレミの日
25 住宅デー
26 国連憲章調印記念日、露天風呂の日、世界格闘技の日
27 日照権の日、ちらし寿司の日
28 貿易記念日、パフェの日
29 ビートルズ記念日、佃煮の日
30 大はらえ、夏越祭、アインシュタイン記念日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・イタリアワインの日(2日)は、イタリアワインの認知度を高め、需要促進を図って、2007年にイタリア大使館とイタリア貿易振興会が制定。第2次大戦後の1946年に、国民投票によってイタリア共和国となった日。同国では「イタリア・ワインデー祭」を開催しているが、日本の酒店やレストランでも、イタリアの観光ポスターなども活用して演出し、フェアを開催したいものである。

 

・虫歯予防デー(4日)は、6と4で「虫」と読ませる語呂合わせ。日本歯科医師会が実施してきた「虫歯の日」を、2001年より(一社)日本記念日協会が、虫歯予防の大切さを訴える記念日として改めて制定。厚生労働省では、4日~10日までを「歯の衛生週間」としている。虫歯予防から歯周病対策用品まで、ウイークセールが実施できる。

 

・プロポーズの日(5日)は、ジューンブライダルの関連行事。結婚の守り神ジュノーが支配する6月の花嫁(ジューンブライド)は幸せになる、という故事から、ブライダルファッション・デザイナーの桂由美氏が、6月の第1日曜日を制定。プロポーズをして6月中に挙式とは、慌しい。「六月の花嫁」対象の特典サービスが企画できるだろう。

 

・補聴器の日(6日)は、日本補聴器販売店協会と日本補聴器工業会が、1999年に制定。「6」という字は、補聴器を耳に装着している姿に似ていて、しかも両耳に装着することから6月6日に。3月3日(耳の日)の2倍という意味も。象をモチーフにいたマスコット「ロロくん」のシンボルマークで、補聴器をPRしている。店内にコーナーを特設して、相談販売で個客にぴったりの補聴器を推奨。

 

・傘の日(11日)は、日本洋傘振興協議会が梅雨入りとなることが多いこの日に制定(2016年の入梅は6月10日)。日本で初めて洋傘が登場したのは、江戸時代後期の長崎とか。本来は、西洋では貴婦人の日傘であったものが、イギリスで男性も雨傘に使うようになり、細く巻いてステッキ代わりにも使用。最近の日本では、折りたたみ傘、ファッショナブルな傘、ゲリラ豪雨や突風に強い傘、遮光性に強い傘、男性用日傘など、バラエティに富んでいる。傘の選び方などの情報を添えて、販売成果を高めたいものだ。

 

・小さな親切運動スタートの日(13日)は、1963年(昭和38年)の今日、当時の茅誠司・東大総長らによって、小さな親切運動がスタート。現在、公益社団法人「小さな親切」運動本部では、親切作文コンクールなどを実施。「小さな」とはものの大小ではなく、しようと思えば誰にでもできる親切のこと。「ユニバーサルサービス」の運動は、まさに、この小さな親切が基盤にあるといえる。

 

・和菓子の日(16日)は、嘉祥元年(848年)の今日、仁明天皇が16個の菓子を供えて、健康長寿を祈った故事にちなみ、日本の美しい四季と歴史の中で育まれてきた和菓子の素晴らしさを後世に伝えようという趣旨で、昭和54年(1979年)に全国和菓子協会が制定した記念日。和菓子店では、紅白の色合いを活かした嘉祥(かじょう)菓子を作って販売するなど、和菓子の大きなPRの日となっている。

 

・父の日(19日・第3日曜日)は、1910年にアメリカ・ワシントン州のジョン・ブルース・トッド夫人が、男手一つで自分を育ててくれた父を偲んで、母の日と同じように父に感謝する日を制定しようと運動。1972年にアメリカの国民の祝日に制定。母の日の赤いカーネーションに対して、黄色のバラがシンボルの花。この日は鞄やベルトなどの関連品の記念日。お父さんグッズのセールとともに、ホームパーティも積極的に提案したい。

 

・冷蔵庫の日(21日)の記念日は夏至。北半球では昼が最も長くなり夜が最も短くなる夏至は暦の上では真夏。しかし、梅雨の真っ只中で、食生活に注意する季節。日本電気工業会が1985年から、冷蔵庫が活躍する時期に当たって、夏至を冷蔵庫の日と制定。「ご家庭の冷蔵庫の衛生管理・鮮度管理を大切に」と、顧客にアピールするとともに、冷蔵庫拡販セールを訴えたい。


6月のPOP


7月のカレンダー

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日 行事・記念日
 1  社会を明るくする運動、国民安全の日、厚生保護の日、童謡の日、銀行の日
2 半夏生、ユネスコ加盟記念日、蛸の日、ナプキンの日、一年折り返しの日
3 波の日、ソフトクリームの日、七味の日
4 米国独立記念日、梨の日
5 プラチナエイジの日、ビキニスタイルの日、江戸切子の日、穴子の日
6 公認会計士の日、サラダ記念日、ピアノの日
7 小暑、七夕、ギフトの日、サマーバレンタインデー、浴衣の日、冷やし中華の日
8 質屋の日、那覇の日、中国茶の日、ナンパの日
9 鴎外忌、ジェットコースターの日
10 納豆の日、ウルトラマンの日、潤滑油の日
11 世界人口デー、職業教育の日、真珠記念日、アルカリイオン水の日
12 洋食器の日、人間ドックの日
13 盆迎え火、日本標準時間設定記念日、ナイスの日、オカルト記念日
14 パリ祭、ゼリーの日、ゼラチンの日、ひまわりの日、検疫記念日
15 盆、中元、ファミコンの日
16 盆送り火、国土交通デー、やぶ入り、虹の日、駅弁記念日
17 京都八坂神社祇園祭、漫画の日、国際司法の日、東京の日
18 海の日(7月第3月曜日)、光化学スモッグの日
19 女性大臣の日、北壁の日
20 勤労青少年の日、月面着陸の日、ハンバーガーの日、Tシャツの日
21 日本三景の日、自然公園の日、神前結婚記念日
22 下駄の日、著作権制度の日、ナッツの日
23 大暑、ふみ月ふみの日、カシスの日
24 地蔵盆、河童忌、劇画の日、親子の日
25 最高気温記念日、かき氷の日
26 幽霊の日、日光の日
27 スイカの日、政治を考える日
28 菜っ葉の日、なにやろう?自由研究の日、世界肝炎デー
29 アマチュア無線の日、システム管理者感謝の日
30 土用丑の日、プロレス記念日、梅干の日
31 パラグライダー記念日、クールジャパンの日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

 

・七夕(7日)は、奈良時代に中国から伝来した行事。着物を織る女性の上達を願う「乞巧奠(きこうでん)」という祭りで使われる織機の「棚機(たなばた)」が、日本では時代と共に七夕に変わっていったと言われ、織姫と彦星の逢瀬の伝説も一体化されている。飾りの笹の葉は、サラサラと鳴る音が先祖の霊を呼ぶということから神聖な植物、笹の葉に願い事を書いた短冊を付けるのは、日本独自の文化とされる。手習いの願い事は、裁縫・手芸から習字まで幅広い。全日本ギフト用品協会では、七夕を「ギフトの日」とし、愛する人同士のギフト交換を奨めている。中元贈答とともにパーソナルギフトの需要も高めたい。

 

・納豆の日(10日)は、7月10日の語呂合わせ。関西納豆工業協同組合が、1981年に関西地方での納豆の消費拡大を目指して設け、その後1992年には、全国納豆工業協同組合連合会が改めて制定し全国的な記念日となった。納豆名産地を誇る茨城県・水戸市では納豆せんべいの特産品やB級グルメの「ねばり丼」で地域起こしを図っている。真夏の栄養源として、メニュー提案で納豆をアピールしたい。

 

・巴里祭(14日)は、1789年の今日、バスティーユ牢獄が市民の手で占領、解放され、革命の発端となった。フランスでは革命記念日。「パリ祭」の名称は、仏映画「7月14日」の日本版タイトルが定着したもの。仏ブランドのファッションや小物、ワインなどの拡販に活用。店内ではバックグランドミュージックに懐かしいシャンソンを流したい。

 

・菜っ葉の日(28日)は、7月28日の7・2・8をナッパと読んだ語呂合わせ。青果商関係者が、キャベツ、白菜、ほうれん草、レタスなどの葉物の

野菜で夏バテを防ごうという消費拡大の販促策。ちなみに8月31日は「野菜の日」で、どちらも「真夏の元気づくりは夏野菜で」と、青果のセールに活用。他業種~例えば電気店・陶器店でも、野菜のメニューを提供し、調理具のフェアに結び付けることができる。

 

・梅干の日(30日)は、この日頃に土用干しを終えた新物の梅干が食べられることから、日本有数の産地・和歌山県南部川村の東農園が制定。梅干は昔から「難が去る」と言われ、7・30で「ナンガサル」の語呂合わせとも。梅干や梅肉を使った商品訴求で、夏負け対策を訴えたい。

 

・土用の丑(30日)は、うなぎを食べる習慣の由来として、平賀源内が「丑の日に『う』の字が付くものを食べると夏負けしない」という民間伝承をヒントに、「本日丑の日」と鰻屋の店先にポスターを貼り、大変繁盛したという説が一般的。とすれば、源内はまさに記念日の創始者。確かにうなぎにはビタミンB類が多く、夏バテ・食欲増進には効果的だ。店頭でのうなぎ拡販の好チャンスだ。


7月のPOP



8月のカレンダー

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日 行事・記念日
1  水の日、自然環境クリーンデー、洗濯機の日、バイキングの日、花火の日、肺の日、パインの日、麻雀の日
2 金銀の日、カレーうどんの日、パンツの日、ホコ天の日、ビーズの日、ハーブの日、青森ねぶた祭(~7日)
3 ハモの日、ハチミツの日、ハサミの日、ハモの日、司法書士の日
4 箸の日、ビヤホールの日
5 ハンコの日、ハコの日、タクシーの日、世界ビール・デー
6 POP広告クリエイター技能審査試験、広島原爆の日、太陽熱発電の日、ハムの日、ハンサムの日
7 鼻の日、花の日、バナナの日、機械の日、仙台七夕
8 立秋、親孝行の日、スマイルの日、そろばんの日、屋根の日、ヒゲの日、パパイヤの日、笑いの日、歯並びの日、パチンコの日
9 長崎原爆の日、はり・きゅう・マッサージの日、野球の日、パークの日、ハグの日、ムーミンの日
10 宿の日、道の日、焼き鳥の日、バイトの日、健康ハートの日、帽子の日
11 山の日、がんばれの日
12 国際青少年デー、航空安全の日、配布の日、太平洋横断の日、徳島阿波踊り(~15日)
13 月遅れ盆迎え火、左利きの日、函館夜景の日
14 専売特許の日
15 月遅れ盆、終戦記念日、全国戦没者追悼式、刺身の日
16 月遅れ盆送り火、女子大生の日、電子コミックの日
17 パイナップルの日、プロ野球ナイター記念日
18 高校野球記念日、米の日、ビーフンの日
19 俳句の日、バイクの日
20 交通信号設置記念日、NHK創立記念日、蚊の日、発毛の日
21 噴水の日、パーフェクトの日、献血の日
22 チンチン電車の日
23 処暑、白虎隊自刃の日
24 愛酒の日、ポンペイ最後の日
25 即席ラーメン記念日、東京国際空港開港記念日、サマークリスマス、パステル和アートの日
26 人権宣言記念日、ユースホステルの日
27 「男はつらいよ」の日、益軒忌
28 民放テレビスタートの日、テレビCMの日、バイオリンの日、気象予報士の日
29 文化財保法護施行記念日、焼肉の日、ケーブルカーの日
30 ハッピーサンシャインデー、富士山測候所記念日、冒険家の日
31 野菜の日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・パンツの日(2日)は、1984年に奈良県の下着メーカーの磯貝布帛工業(現在はイソカイ)が、自社ブランドのパンツ「シルビー802」にちなみ、この日をパンツの日とした。後にトランクスメーカーのオグランも「パンツの日」を制定。日本では従来、パンツが下着でもあったことや、8・2の語呂合わせが話題になり、こんな記念日があったのか、と注目させ関心を持たせるきっかけともなった。女性が男性にパンツをプレゼントする日ともなっている。

 

・ハムの日(6日)は、8・6の語呂合わせ。日本ハム・ソーセージ工業協同組合が制定。かつては高級品であったハムが昭和30年~40年代に一般家庭の食卓に上り始め、今や日本の食文化に欠かせない食材になっている。ただし、この日は広島原爆記念日と重なるためか、メーカーでは大きなイベントは少なく、食肉売場では独自の販促に活用されている。

 

・親孝行の日(8日)は、1989年に親孝行全国推進運動協会が制定。8・8でハハ(母)、パパ(父)の語呂合わせ。また「ハチハチ」を並び替えて「ハハ・チチ」に。父母を大切にする精神を、全国の子供たちに広めることが目的。「孝(こう)」とは、儒教における重要な徳目の一つで、親に従うこと。中国では君臣間の徳目である「忠」よりも「孝」を守る振る舞いが大切とされてきた。母親、父親への贈り物や、旧盆の帰省シーズンを控えて、両親への土産品のギフトに活かすことができる。

 

・ガンバレの日(11日)は、1936年の今日、ベルリンオリンピック大会の女子平泳ぎ200メートル決勝で、前畑秀子選手が日本女性初の金メダルを獲得した。ラジオ実況中継の河西アナウンサーが「前畑ガンバレ」を36回も繰り返し、日本中を熱狂させた逸話は有名。同競技では1992年のバルセロナ大会で岩崎恭子が金メダルを獲得。どの業種でも、心身ともに励ましを訴えるフェアに活用できる。

 

・女子大生の日(16日)は、1913年(大正2年)のこの日、東北帝国大学(現東北大学)に女子受験生3人の合格が発表された。日本初の女子大生の誕生。そのうちの一人、黒田チカが日本最初の女性理学博士となった。同大学は「研究第一主義」「門戸開放」を学校の理念とし、今日も受け継がれているという。女子大生を対象としたファッションや、独り暮らしのための食品・日用雑貨のセールなどが企画できる。

 

・バイクの日(19日)は、8・19の語呂合わせ。政府の交通対策本部が、バイクの交通事故の増加を防ぐために制定。特に若者に対するバイクの安全運転教育を積極的に展開する日、としている。なお、バイクは英〔略)語では自転車や小型のオートバイを指す。ついでにオートバイも和製英語で、Motorcycleが正しい。バイク店では、新車のアピールに活かすことができる。


8月のPOP



9月のカレンダー

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日 行事・記念日
 1  二百十日、防災の日、関東大震災記念日、防災用品点検の日、くいの日、キウイの日
2 靴の日、宝くじの日、美容週間、牛乳の日
3 クチコミの日、しんくみの日、ホームラン記念日、クエン酸の日、ベッドの日、ぐみの日
4 くしの日、串の日、クラシック音楽の日、くじらの日、オークションの日
5 クリーンコール・デー(石炭の日)、国民栄誉賞の日
6 黒の日、黒酢の日、黒豚の日、黒豆の日、クロスワードの日、クレームの日、生クリームの日
7 クリーナーの日、CMソングの日
8 白露、国際識字デー
9 重陽(菊の節句)、POPの日、救急の日、世界占いの日、親子でCOOK(くっく)の日、ロールケーキの日、手巻きずしの日
10 全国下水道促進デー、屋外広告の日、カラーテレビ放送記念日、牛タンの日、中秋の名月(十五夜)
11 二百二十日、公衆電話の日、警察相談の日
12 宇宙の日、水路記念日、マラソンの日、鳥取県民の日
13 世界法の日、司法保護記念日
14 メンズバレンタインデー、グリーンデー
15 老人の日、ひじきの日、大坂寿司の日、スカウトの日
16 マッチの日、日本中央競馬会発足記念日、ハイビジョンの日、オゾン保護のための国際デー
17 モノレール開業記念日、キュートナーの日
18 敬老の日、かいわれ大根の日、しまくとぅばの日(沖縄県)
19 苗字の日
20

彼岸入り、空の日、バスの日、お手玉の日、動物愛護週間(~26日)

21 国際平和デー、宮沢賢治忌、ファッションショーの日、秋の全国交通安全運動(~30日)
22 国際ビーチクリーンアップ・デー、カーフリーデー、フィットネスの日、酒風呂の日
23 秋分の日、彼岸中日、不動産の日、海王星の日、カフスボタンの日
24 結核予防週間、清掃の日、畳の日
25 主婦休みの日
26 彼岸明け、世界法の日、司法保護記念日
27 女性ドライバーの日、世界観光デー
28 パソコン記念日、プライバシー・デー
29 クリーニングの日、招き猫の日
30 クレーンの日、くるみの日、両親の日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・防災の日(1日)は、1923年(大正12年)の今日、午前11時58分、関東地方をマグニチュード7.9の大地震が襲い、死者・行方不明者14万人という大災害となった。この日を忘れることなく災害に備えようと、1960年(昭和35年)に防災の日が制定された。防災食品・防災用品(乾パンや水などからラジオ、避難衣料まで)の特集コーナーを設けて、防災対策を呼びかけたい。「いざという時の心得」メモなどもコーナーに準備。

 

・黒の日(6日)は、9・6の語呂合わせ。京都黒染工業協同組合が1988年(昭和63年)に制定。伝統染色の黒染めをPRし、黒紋服や黒留袖の普及を図る日。この日はまた、黒豆、黒酢、黒豚の日。食品業界では「黒いものを食べて元気になろう」という趣旨のキャンペーンが見れれる。ファッションでも「黒」は今やもっとも人気の高い色。店頭のセールに上手に活用したいものだ。

 

・メンズバレンタインデー(14日)は、9月14日は、聖バレンタインデーからちょうど半年後。男性側から積極的に愛を表現する日として、1991年(平成3年)に日本ボディファッション協会が記念日を設定。3月14日のホワイトデーがキャンデーをギフトにしているのに対して、下着を贈ろうというもの。女性下着の選定は難しいが、恋人や主婦への好適ギフトを推奨し、相談販売で男性客に訴えたい。

 

・敬老の日(19日=第3月曜日)は「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とした国民の祝日。2002年までは9月15日としていたが、ハッピーマンデー制度の実施により、2003年(平成15年)から第3月曜日とされた。「母の日」のように輸入された記念日と違い、兵庫県の小さな村の敬老会から発展した行事と言われる。ふさわしいギフトを展示して訴求したい。慰労や激励の言葉のメッセージも大切である。

 

・主婦休みの日(25日)は、年中無休でがんばる主婦が、一息ついて自分磨きやリフレッシュするための休日。女性対象の生活情報誌を発行するサンケイリビング新聞社が制定。主婦客対象に教養講座を開いたり、おしゃれな小物商品のセールが企画できる。また、パパや子供たちの家事取り組みの提唱も工夫できる。主婦休みの日は1月25日、5月25日と年3回。

 

・クリーニングの日(29日)は、9・29の語呂合わせ。全国クリーニング環境衛生同業組合連合会が、地域の消費者にもっとクリーニングを利用してもらい、自らもクリーニング技術の向上を目指して設けた記念日。他業種でも、洗濯機やクリーナー、清浄用品などを特集したセールに活用できる。また「来る福」で招き猫の日。景品に可愛い招き猫が使えそうだ。


9月のPOP

写真はphoto-AC提供



10月のカレンダー

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日 行事・記念日
1 法の日、日本酒の日、コーヒーの日、印章の日、醤油の日、ネクタイの日、メガネの日、香水の日、土地の日、食物繊維の日、東京・都民の日
 2  豆腐の日、ワンニャンハッピーの日、望遠鏡の日
3 登山の日、ドイツ統一の日、アンパンマンの日
4 里親デー、陶器の日、都市景観の日、イワシの日、古書の日、天使の日、世界動物の日
5 時刻表記念日、レジ袋ゼロデー、折り紙供養の日、社内報の日、世界教師デー、達磨忌
6 夢をかなえる日、国際協力の日、役所改革の日
7 盗難防止の日、ミステリー記念日、バーコードの日
8 寒露、足袋の日、木の日、骨と関節の日、入れ歯感謝デー、FXの日、国立公園制定記念日、プリザーブドフラワーの日
9 スポーツの日、世界郵便デー、トラックの日、塾の日、道具の日
10 目の愛護デー、缶詰の日、マグロの日、釣りの日、トレーナーの日、トートバッグの日、転倒予防の日、和太鼓の日、銭湯の日、おでんの日、お好み焼きの日
11 安心・安全なまちづくりの日、りんごの唄の日、鉄道安全確認の日
12 芭蕉忌、豆乳の日
13 サツマイモの日、引越しの日、麻酔の日
14 鉄道の日、PTA結成の日、世界標準の日
15 孫の日、世界手洗いの日、きのこの日、人形の日、たすけあいの日、ぞうりの日、新聞週間(~21日)
16 ボスの日、世界食料デー、辞書の日、人と色の日・自分色の日
17 貯蓄の日、貧困撲滅のための国際デー、沖縄そばの日、上水道の日、オンラインゲームの日、カラオケ文化の日
18 統計の日、冷凍食品の日、ドライバーの日、木造住宅の日、フラフープの日、ミニスカートの日
19 日ソ国交回復の日、TOEICの日、バーゲンの日
20 誓文払い(えびす講)、頭髪の日、ヘアブラシの日、疼痛ゼロの日、新聞広告の日、リサイクルの日、世界骨粗鬆症デー
21 あかりの日、国際反戦デー
22 平安遷都の日、パラシュートの日、方言の日、アニメの日
23 電信電話記念日、津軽弁の日
24 霜降、国連デー、世界開発情報の日、文鳥の日、ツーバイフォー住宅の日
25 民間航空記念日、産業観光の日、世界パスタデー、リクエストの日
26 原子力の日、反原子力デー、サーカスの日、柿の日、きしめんの日、青汁デー
27 読書週間(~11/9日)、世界新記録の日、テディベアズ・デー、文字・活字文化の日
28 速記記念日、透明美肌の日、日本のABCの日、群馬県民の日、岐阜県地震防災の日
29 インターネット誕生日、おしぼりの日、ホームビデオ記念日
30 香りの日、初恋の日、たまごかけごはんの日、ニュースパニックデー(宇宙戦争の日)
31 ハロウィン、世界勤倹デー、ガス記念日、日本茶の日、天才の日、出雲ぜんざいの日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

・日本酒の日(1日)は、全日本酒造組合中央会が1978年(昭和53年)に制定。新米による酒造りにかかるのが10月であり、かつて国税庁の酒造年度が10月1日から始まった(現在は7月1日)などの理由から。一時期、焼酎に押されていた日本酒の各地の蔵元では、真摯な商品作りへの取り組みで挽回し、愛飲家も多い。酒販店では自店推奨の日本酒をアピールし、左党にとっては嬉しい記念日としたい。

 

・食物繊維の日(1日)=10・1でセンイの語呂合わせ。現代人に不足しがちな食物繊維の摂取向上が狙い。アサヒ飲料、敷島製パン、日本製粉、ロッテ、ロート製薬などの「食物せんいプロジェクト」が共同商品を開発。青果店や青果売り場でも、食物繊維の効用を訴える情報提示のPOP広告を掲示したい。

 

・イワシの日(4日)は、10・4でイワシの語呂合わせ。記念日の話題作りとなった行事。1985年(昭和60年)に大阪府の多獲性魚有効利用検討会が、イワシ、サンマ、サバの青魚の脂質が、血中の悪玉コレステロールを低下させることから、栄養豊富なイワシをもっと食べようと提唱して制定。当時のイワシは多獲性魚であったが、現状では高級魚の部類に。青魚全般の訴求に活かしたい。

 

・骨と関節の日(8日)は、日本臨床整形外科学界が1994年に制定。骨(ホネ)のホの字が十と八を組み合わせたように見えることと、かつての体育の日(10月の第2月曜日)に近いことが、日付の由来。骨と関節が中心の体の運動器官がいかに大切かを、多くの人に認識してもらうことが狙い。健康食品や、健康機器売り場で活用できる。

 

・孫の日(第3日曜)は、敬老の日から約1ヶ月後に、今度はおじいちゃん・おばあちゃんから、お孫さんにメッセージを添えてプレゼントをと提唱して、1,999年(平成11年)に日本百貨店協会が制定。いわばバレンタインデーに対するホワイトデー。地域の文具店がスウェーデン製の高額な木製玩具を展示し、手書きPOPで好成果を上げた例もある。

 

・ボスの日(16日)は、1958年の今日、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスという人が、会社を経営していた父親のために、経営者と部下との関係を円滑にしようとボスの日を提唱し、アメリカ商業会議所に登録した。ボスをランチに誘ったり、プレゼントしたりする日。家電店などでは、シェーバーなどのボスへのギフトを展示し、ポスターなどで提案している例がある。

 

・ハロウィン(31日)は、今や日本の商店街・個店に普及し、バレンタイン以上の盛り上がりを見せている。本来は古代ケルト人による、秋の収穫を祝い、悪魔などを追い出す宗教的な意味合いの行事であったとされるが、米国では民間行事として定着。カボチャをくり抜いて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子供たちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を菓子を貰ったりする風習。日本ではキディランド原宿店や東京ディズニーランドの販促策が普及のきっかけとされる。今やファミリー客を対象に、地域の商店街のパレードなど、集客効果は絶大である。


10月のPOP


11月のカレンダー

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日 行事・記念日
1 教育文化週間、計量記念日、灯台記念日、点字記念日、犬の日、寿司の日、紅茶の日、本格焼酎の日、古典の日
 2  阪神タイガース記念日、キッチンバスの日(家庭文化の日)、タイツの日
3 文化の日、文具の日、まんがの日、レコードの日、ハンカチーフの日、アロマの日、いいお産の日、ゴジラの日、みかんの日
4 ユネスコ憲章記念日、一の酉、消費者センター開設記念日
5 津波防災の日、雑誌広告の日、電報の日、いいりんごの日、縁結びの日、日本ブラジル修好記念日
6 お見合い記念日、アパートの日、炉開き
7 あられ・おせんべいの日、鍋の日、もつ鍋の日、知恵の日、ココアの日
8 立冬、世界都市計画の日、刃物の日、レントゲンの日、いい歯の日、いいお肌の日
9 119番の日、換気の日、太陽暦採用記念日、秋の全国火災予防運動(~15日)
10 技能の日、トイレの日、エレベーターの日、肢体不自由児愛護の日、ハンドクリームの日、断酒宣言の日
11 世界平和記念日、介護の日、公共建築の日、サッカーの日、電池の日、ジュエリーデー、ピーナッツの日、配線器具の日
12 皮膚の日、洋服記念日
13 漆の日、いいひざの日、茨木県民の日、あいさつの日
14 パチンコの日、いい石の日、ウーマンリブの日、盛人(せいじん)の日、埼玉県民の日、
15 七五三、かまぼこの日、着物の日、昆布の日、いい遺言の日
16 いい色の日、いいいろ塗装の日、幼稚園記念日、録音文化の日、二の酉、ボジョレー・ヌーボー解禁日
17 国際学生の日、肺がん撲滅デー、将棋の日、ドラフト記念日、
18 音楽著作権の日、土木の日、もりとふるさとの日
19 鉄道電化の日、農協記念日、緑のおばさんの日
20 毛皮の日、ピザの日、いい乾物の日、産業教育記念日、ホテルの日、山梨県民の日
21 世界ハロー・デー、早慶戦の日、インターネット記念日、フライドチキンの日、かきフライの日、近松忌
22 小雪、いい夫婦の日、ボタンの日、大工さんの日、回転寿司記念日
23 勤労感謝の日、手袋の日、外食の日、ハートケアの日、ゲームの日、珍味の日、いいふみの日、いいファミリーの日、Jリーグの日
24 進化の日、オペラ記念日、鰹節の日
25 ハイビジョンの日、OLの日、金型の日
26 ペンの日、いい風呂の日、いいチームの日
27 更生保護記念日、ノーベル賞制定記念日
28 税関記念日、太平洋記念日、三の酉
29 議会開設記念日、いい肉の日、いい服の日
30 オートフォーカスカメラの日、シルバーラブの日、カメラの日、本みりんの日

行事・記念日のワンポイントメモ

 

 

・犬の日(1日)=11・1(ワンワンワン)の語呂合わせ。記念日が話題になるきっかけを作った業界記念日の一つ。すでにペット業界では使われていたが、2007年12月の映画「マリと子犬の物語」(東宝)や2008年3月の映画「犬と私の10の約束」などで正式に制定。飼い犬は大切な家族。ドッグフード特別セールやドッグファッションのアピールチャンスとして活かされている。なお、11月22日も「ワンワンニャンニャン」の日として、活用しているペットショップもある。

 

・文具の日(3日)=1987年に東京都文具事務用品商業組合が「文具と文化は歴史的に同じ意味」ということから、文化の日に制定した。文具は今や最も人気の高いファッション小物&面白グッズであるとともに、癒しのツールともいえる。好評の文具ベスト20商品などを特選して「文具の日フェア」を開催したい。

 

・トイレの日(10日)=11・10で「いいトイレ」の語呂合わせから。これも記念日の注目を高めた行事の一つ。1986年(昭和61年)に、日本トイレ協会が浄化槽設備の普及や公衆トイレの環境設備の啓蒙のために制定。電気店では温水洗浄便座のセールに、日用品店ではトイレ小物セールなどに活用。

 

・七五三(15日)=7歳、5歳、3歳の子供の成長を願う日本の年中行事で、地域の神社や寺院に「七五三詣で」をし、報告、感謝、祈願を行う。由来は、徳川綱吉の長男の健康を祝って始ったとされ説が有力だが、元来は関東圏の地方風俗であったものがやがて大阪・京都でに普及し、全国に広がったとされる。神無月に、7+3+5=15で15日という説もあるが、不確か。旧暦11月は収穫を終えて実りの神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神に収穫の感謝も込めて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになったのだろう。最近は数え年や満年齢にこだわらず、10月末から11月の休日に行う例も多い。衣装や理美容ばかりでなく、他業種でもホームパーティやギフトに結び付けてフェア・推奨品をアピールしたい。

 

・ボジョレー・ヌーボー解禁日=フランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産される赤ワインの新酒の解禁日。11月の第3木曜日を解禁日として出荷。その年に採れたブドウを、急速発酵させるために、やや軽くてフルーティーな清涼感がある。初物として、ワイン党の待ちこがれる日。家庭用、ギフト用など自店でお奨めの品を店頭で早くからアピールし、試飲コーナーも設置。「ボージョレ」とも書かれるが、フランス語をカタカナ表記とする場合に揺らぎが出るもので、どちらでもよいとのこと。

 

・将棋の日(17日)=徳川家康が囲碁とともに将棋を幕府の公認として以来、急速に盛んになり、八代将軍吉宗は年に一度11月17日を「御城将棋の日」として行事化した。1975年(昭和50年)に日本将棋連盟が新暦で制定。最近は若い将棋士の活躍やコンピューターとの勝負で話題。将棋用品関連のセールが企画できる。

 

・いい夫婦の日(22日)=11・22でいい夫婦の語呂合わせ。政府の「ゆとりの創造月間」の11月の一環として、余裕やゆとりの大切さをアピールすることを目的に、1988年に財団法人余暇開発センター(現日本生産性本部)によって提唱された記念日。翌日の勤労感謝の日とつなげたゆとりの休日を訴え、どの業種にあっても、夫婦間のギフト&パーティーをPOPで提案したい。


11月のPOP



12月のカレンダー

作品例はこちら

日 行事・記念日
 1  歳末助け合い運動、地球温暖化防止月間、世界エイズデー、映画の日、鉄の記念日、デジタル放送の日、いのちの日、冬の省エネ総点検の日、カイロの日、手帳の日
2 日本人宇宙飛行記念日、原子炉の日
3 障害者週間、カレンダーの日、奇術の日、妻の日、プレママの日、みかんの日、個人タクシーの日
4 E・Tの日、血清療法の日
5 納めの水天宮、モーツァルト忌、国際ボランティアデー
6 姉の日、音の日、シンフォニーの日、電話放送の日
7 大雪、神戸開港記念日、クリスマスツリーの日
8 こと納め、針供養、納めの薬師、太平洋戦争開戦記念日、ジョン・レノン忌
9 障害者の日、漱石忌
10 世界人権デー、納めの金毘羅、三億円事件の日、お寺の日、ごめんねの日
11 胃腸の日、ユニセフ創立記念日、百円玉記念日、タンゴの日
12 漢字の日、カーバッテリーの日、明太子の日、ダズンローズデー、児童福祉法公布記念日
13 正月事始め・煤払い・松迎え、美容室の日、ビタミンの日、双子の日
14 義士祭・四十七士討ち入りの日、南極の日、麺の日
15 年賀状特別扱い、観光バス記念日、ザメンホフの日
16 電話創業の日、紙の記念日
17 飛行機の日
18 納めの観音、国連加盟記念日、国際移民デー、源内忌、東京駅の日
19 日本人初飛行の日
20 デパート開業の日、シーラカンスの日、霧笛の日、道路交通法施行記念日、鰤の日
21 納めの大師、バスケットボールの日、クロスワードの日、遠距離恋愛の日、回文の日
22 柚子湯、冬至、改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日、キャンドルナイトの日
23 東京タワー完工記念日、テレホンカードの日
24 クリスマスイブ、納めの地蔵
25 クリスマス、終い天神、昭和改元の日、スケートの日、蕪村忌
26 プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日、おせち販売(慣習)
27 ピーターパンの日、浅草仲見世記念日
28 官庁御用納め、納めの不動、身体検査の日、ディスクジョッキーの日
29 シャンソンの日、清水トンネル貫通記念日
30 地下鉄記念日、取引所大納会
31 大晦日、年越し、大祓え、除夜の鐘、シンデレラデー

行事・記念日のワンポイントメモ

 

 

手帳の日(1日)=翌年分の新しい手帳を準備する時期であることから、「能率手帳」を販売している日本能率協会マネージメントセンターが制定。協会のコンサルタントが使っていた手帳を会員向けに配布したのが起源とされる。スケジュール管理のできる手帳として人気が出、それを基にシステム手帳が生まれ、その後、電子手帳がカシオ計算機から発売されたが、現在は手書きの手帳が主流となっている。ただし、女性客を対象にしたカラーやデザイン、書いて消せる機能の手帳などと多様化。文具店ではコーナーを特設して、集客の目玉としている。

 

針供養(8日)=針仕事を休んで、古針や折れ針を供養し、裁縫の上達を祈る古来の女性の行事。用済みの縫い針を豆腐やこんにゃくに刺して川へ流したり、社寺に持参して供養してもらう。針仕事を休むのは、この日が厄日と考えられたことと、縫い子に与えれらた休日だったのだろう。手芸店では縫い針から編み物用の編み棒まで、また関連して手芸用品までフェアが実施できる。実際に店内で針供養のイベントも企画できる。「針供養」は2月8日と年2回。

 

胃腸の日(11日)=12・11を「胃にいい日」と読む語呂合わせ。日本大衆薬工業協会(現日本OTC医薬品協会)が2002年に制定。胃腸薬の正しい使い方、胃腸の健康管理の大切さをアピールする日。薬店・ドラッグストアでは、忘・新年会が続く時期には特に胃腸をいたわりましょうと、POP広告で呼びかけ、年末年始の胃腸健康対策コーナーを設けたい。

 

正月事始め(13日)=正月に年神様を迎える準備のしきたりで、一年の汚れを払い、清めることが「煤払い」。昔の火種は薪や炭だったので、天井や壁の清掃が肝心。江戸城の行事が商家や庶民に伝わったとされる。商家では隅々まできれいにするほど、年神様が多くの利益をもたらしてくれたという。日用品売り場でも、効率の良い清掃や片付けのコツなどPOP広告の提示、またミニ教室を開いて、暮れの大掃除用品の販売成果に結び付けたいものだ。

 

鰤の日(20日)=「鰤」は魚編に師と書き、師走が旬であること、そして2(ブ)0(リ)の語呂合わせで12月20日となった。鰤の語源は脂が多く「アブラ」が「ブリ」になった説、あぶって食べるので「アブリ」から出た説、年取り(フリ)魚だからという説などさまざま。地域や成長過程によって呼び名が変わる出世魚で、例えば関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ(80㎝以上)。関西では「イナダ」サイズが「ハマチ」、北陸地方では「ふくらぎ」。鮮魚売り場では「旬のブリ祭り」で、刺身や照り焼きなどを訴求。

 

クリスマス(25日)=Christmasはキリストのミサという意味で、約2000年前にこの世に生まれたことを祝う日。Xmasの「X」はギリシャ語のキリストの頭文字。クリスマスイブの「イブ」はイブニング(夜)と同じで、前夜とされるが、ユダヤの暦では1日が日没から始まったため、元々クリスマスはイブから始まったといわれる。クリスマスカラーの緑はツリーの「常緑」で、強い生命力を表し、赤も人々に永遠の生命力を与えるために十字架に掛かったキリストの流した血を表しているものとされる。日本のクリスマスは、今ではホームパーティーが中心。パーティーを盛り上げる演出用品や食品の売り上げが課題。ファッションや服飾小物など、ラッピングを活かしたディスプレイでギフト需要を高めたい。

 

おせち販売(年末)=おせちとは本来、暦上の「節句」のことを指し、その際に食べる料理が「おせち料理」だが、現在では節句の一番目にあたる正月の料理を表す言葉となっている。おせち料理は「めでたさを重ねる」という意味で縁起をかつぎ「重箱」に詰める。料理は黒豆、数の子、ごまめ(田作り)などめでたい材料が盛られ、火を通したり酢に付けたりして日持ちするものが多い。おせちは年神様とともに正月に食するが、家事から女性を解放するという説もある。現代では食品の保存技術が進み、生もの、珍味、中華、西洋料理など多種多様になり、また百貨店や通販での予約販売も活発化。地域の総菜店では、手製の一味違うおせちの販売で差異化を図りたいものだ。


12月のPOP


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